一緒にいる人のアクビがうつったり、上京した友だちがいつの間にか都会の色に染まってしまっていたり、朱に交わって赤くなったり……

鏡

意識しているわけではないのに、周りにいる人と行動が何となく似てきてしまう、というのはよくあることです。

特に仲のいい友達や恋人、ご夫婦などでは、表情やしぐさがそっくりになることも。


── まるで互いを鏡に映し合っているみたいじゃないか!


というわけで、このように似通ってくることを、心理学では『ミラーリング(現象)』と呼んでいます。

(他、『モデリング』『ボディ・シンクロニー』『姿勢反響』『同調傾向』などとも)


面白いですね。

いつの間にか似た者同士になっていく。


……面白いけど ── なんで似てくるの?

っていうか、どうして『似てくる』ことが恋愛とか営業で役立つの?



『なんで?』にも『どうして?』にもちゃんと理由はあるのです。

今回はこのお役立ち心理学『ミラーリング』について。


『ミラーリング』とは、どのような意味の心理学用語なのか(似通ってくること、と先ほど書いてしまいましたが……)。

『恋愛・営業』で使えるテクニックとは?



などなど『ミラーリングで明るい未来を!』をスローガンに、諸々解説させていただきます。

最後までおつき合いいただければ幸いです。


では、まずは『ミラーリング』について。

心理学ではどのように捉えられているものなのか、からいってみましょう。

『ミラーリング』の『心理学』的意味はこちら

さて、

「まるで鏡に映し合っているみたいじゃないか!」

なレベルで似てくる『ミラーリング』(心理学では『モデリング』として以下の説明をしていることが多いです)。

これは、ごく自然な現象なのです。


人が何かを学習するには、


  • 誰かに教えてもらいその知識を得る(『直接学習』といいます)
  • 周りの誰かを観察し、それをお手本として習得していく(『観察学習』)


大きく分ければこの2つしかないのですね。


「オギャー!」としか言えなかった赤ちゃんが「ママ」や「パパ」、そのうち「うぜぇんだよ!」などと言えるようになるのは、良くも悪くも、周りの言動を観察しながら成長してきたからです。


そして、この『良くも悪くも』というのがミソなのですが、ここに係わってくるのが『同調行動』と呼ばれるもの。

何となく、みんなと同じことをしたくなる心理です。


「行列ができていたら、とりあえず並んでみたくなる」

「自分では『間違っている』と思っていることでも、みんなが正しいと言っているので『正解』と答えてしまう」

「本当は赤いジャケットを着ていきたかったが、その会合ではあまりにも浮くのがわかっているので、仕方なく無難な紺色のものに変更する」



などなど。

これらはあまりポジティブな行動とはいえません。

『みんながそうしているから』といった感じ。

意見の多い方に流されてしまっています。


ですが、これも人間の心理なのですね。

『仲間外れ』になるのが怖いという性質を人は持っているからです。

だから、同じような言動をとってしまう。


『ミラーリング』は、この逆。ポジティブ・バージョンの『同調』です。


『仲間外れ』を恐れ多数意見に同調してしまうのではなく、


『打ち解け合い、信頼関係のできた相手とは、自然としぐさや表情などが似通ってくる』


冒頭の例で言えば、


『都会の色に染まる』
『朱に交わって赤くなる』


は、ネガティブないわゆる『同調行動』と呼ばれるもの。


『アクビがうつる』


だけが『ミラーリング』による『同調』ですね。


『シンクロナイズ(一致する)』の意味で『ボディ・シンクロニー』、また『姿勢反響』などとも呼ばれます。

『ボディ』『姿勢』なので、『相手の話し方以外の身体的な動作』が対象。


そしてここがポイント。この同調は、


『嫌いな相手とでは絶対に起こらない』


裏を返せば、このように『似通った行動・しぐさ』をしている相手は、


『自分に好意的な感情を持っている』


となるわけです。


憧れている人や好きな人に対し『自分もそうなりたい』と思う心の表われ、尊敬や好意の気持ちが自分にも影響を与え、その結果似てくる。

本来の『ミラーリング(モデリング)』とは、自然な行為なのです。


では……


まずは人生初の『合コン』に参加! の設定でいってみましょう。
(※ 合コン経験者の方は初めてのときのことを思い出してみてください)


飲み会


なにせ初めてなので、相手とどのくらい親しげに話していいのかも、どのような話をすれば盛り上がるのかもよくわからない。

初々しいです。

案外こういったタイプはウケが良かったりもします。


そこはさておき、あなたは一緒に来ている友達の言動をとりあえず参考にしようとする。

そこでです。


『多分あいつよりはオレの方がカッコいいはず』
『あいつは男のオレから見てもカッコいい』



どちらのタイプの友だちの言動を参考にするか、ですね(失礼な話ですが)。

当然『カッコいいと思っている』友達の方を参考にするかと思います。


「相手と話す時は、そっちに体ごと向けるのか」
「マメだな。女の子の飲み物がなくなりそうになると、さりげなくメニュー渡してるぞ、あいつ」



など、初めての経験やあまり慣れていないことに対し、人が自然に行うのは『慣れていそうな人の振る舞いを真似る』ことです。

『慣れている人』をお手本として、自分の中に取り入れていくのですね。

が、この場合でもモデルとするのは『より好きな相手』。

『好きではない人』のようには『なりたいとは思わない』からですね。


このような人の心理から、


『無意識のうちに親しい人とは姿勢や行動が似てくる』


というのが『ミラーリング』の本来の意味となります。

『恋愛』『営業』で活用できる『ミラーリング効果』とは?


このままですと「へぇ、人間の心理ってそうなんだー」で終わってしまいますので、ここは『ミラーリング』を逆手にとって『ミラーリング効果』を狙っていきましょう。


さて、人には『自分に似ている人に好意を覚える』という心の働きがあります。


趣味が一緒だったり、出身地が同じだったりすれば、初対面であっても何となく親しみがわく。

話も盛り上がります。

価値観が似ている人とも仲良くなりやすいですね。

これが『類似性の法則』と呼ばれるもの。


そして『ミラーリング』とは前述の通り『無意識のうちに親しい人とは姿勢や行動が似てくる』現象のことです。


つまり、


「相手と合わせた(似た)行動をとることで、自分を好意的に捉えてもらえる」

「行動を真似することが、相手に対する『好意のサイン』となる」



単純に2つをミックスさせると、このようになるのです(本当にこれほど単純なわけではないのですが)。


『ミラーリング効果』とは、


『相手の好意を得、親近感を持ってもらうために、同じ動作でリズムを合わせよう』


といったテクニックのこと。

先ほど書きました通り『話し方以外』を合わせる(真似る)ことを指しています。


『恋愛』『営業』、どちらも『好意・親近感』を持ってもらうことは大事。


では、相手のしぐさや行動をそのまま真似ればいいのか?


これは、ダメとは言いませんが ── やっぱりダメです。


こんな感じになります。

軽く想像してみてください。


  • あなたが水を飲んだら、相手もすかさず水を飲んだ
  • あなたが窓の外を見たら、相手もつられて外を見た
  • あなたが足を組んだら、相手もすぐに足を組んだ
  • 肩が凝ったので腕を回したら、相手も同じく腕を回し始めた


これ……気持ち悪いです。


いちいち真似されると、ついでに腹も立ってきます。


上の『相手』の行動で、唯一 まぁ、あり、と思えるのは『つられて外を見た』くらいのもの。

これだけは真似だとしても自然な行動なのですね。

相手が外を見たら『何かあるのかな?』と思っても不思議ではないからです。


『ミラーリング効果』を狙って動作を真似るのは全部が全部ダメ、というわけではないのですが『全部を真似る』というのは絶対にダメ。

相手が感じるのは『好意』ではなく『不快感』となってしまいます。


どうしても動作を真似るのであれば『さりげなさを演出』できるものに限り、となるのですが、この見極めはかなり難しい。


上記の例で言えば『窓の外を見るのは真似ず、水を飲むタイミングだけ真似し続ける』というような完全にアウトな選択となってしまうこともあり得るのですね。


少なくともタイミングだけは ずらしてください。


相手が水を飲んだらすぐに真似るのではなく、コップを戻したタイミングで飲む。

足を組むのも若干の間を空けてから。


これで多少は不自然さがなくなります。


また別名の『ボディ・シンクロニー』と矛盾するようですが、あえてシンクロさせないのも方法の一つ。


相手が足を組んだら、足ではなく足先をクロスさせる。

腕を回したのなら、こちらは首を回してみる。


あくまで『さりげなく』『不自然でない』がポイントです。


なぜなら『意識的』に真似をしているからなのですね。

前述の、人本来の心の動きによる自然な『ミラーリング』でも真似はしています。

ですが、こちらは『無意識につい』真似ている。


大した違いではない、と思うかもしれませんが、


「『意識的に』は『無意識に』には勝てない」


のです。

だから、どうしても不自然さが目立ちやすくなる。


『恋愛』や『営業』で『ミラーリング効果』を狙うなら、露骨な動作の真似ではなく、相手のことをよく観察した上で、その傾向を真似る方が効果的。


『あなたと私にはたくさんの共通点がありますね! 作戦』です。

続いて見ていきましょう。

相手の心をつかめ! 効果的な使い方はこちら!!


ポイントは『お互い似ている者同士だ』と思ってもらえるようにすること。

似ている相手には、好意を抱きやすくなるからですね。


まずは共通点を探しましょう。

趣味や出身地など、わかりやすい共通点があれば本当にラッキー。

ですが通常、そうでない場合の方が断然多いのです。


でも大丈夫。


相手自身について、または興味のあることやライフサイクル、その他諸々に関しての知識を事前に得ておけばいいのです。

それらを共通の話題、として盛り上がってしまいましょう。


「東京の深川生まれですか。確か今年は4年に1度の本祭りですね。
私、前回参加しているのですが、さすが江戸の三大祭り。ものすごい熱気に度肝を抜かれてしまいました。
できれば今年も参加したいと思っているんです」



彼は相手の出身地だけでなく『祭り好き』ということまでリサーチ済み。

もう、こんなことを言われたら一発で好感度アップです。


好感を持った相手の言葉は信頼に値してきます。

この話題から商品の説明に繋げることができれば、商談成立度もアップ。


  • 『祭り』といえば昼から飲めることが醍醐味

    → 自分もお酒はよく飲むが二日酔いをしたことはない
    → なぜなら飲む前に『リコピン』を摂取するようにしているから


のような感じです。
(この人は『トマト(リコピンが豊富)ジュース』を売り込んでいます。そしてこれはあくまで例えです)


また、恋愛では『偶然!』の要素を入れていくのもかなり有効です。


「実は私、マニアックってよく言われるんですけど『湘南純愛組』っていうマンガが大好きなんです」


これ、先に言ってしまうパターンです。

当然相手が同マンガを好きということを知っているから(調べたから)こそ使えるテクニック。


「オレ『湘南純愛組』ってマンガ、好きなんだよね」
「あっ、私もです!」


より、ずっといい。

このように相手に『偶然』と思ってもらえるような状況が重なれば、


「運命だろ、これ!」


と感じてもらうこともできるのですね。

運命

このテクニックは事前リサーチと、そこで得た情報についてしっかり勉強しておくことが前提となります。

が、ウソはダメ。

適当に話を合わせていただけだ、とバレた時のダメージはひどいです。

どれほど良好な関係が築かれつつある段階であっても、すべて崩壊してしまいます。


また、これら以外にもいわゆる『温度差』を極力減らすのも大事。


例えばあなたがメールに絵文字を多用するタイプだったとします。

渾身の一通を送り、その返信メールに『絵文字1個だけ』……


また、事務的な用件を伝えようと要点をまとめたメールを送ったら、熱量の(というか文字数の)もの凄い返信が送られてくる。


──「なんか、違うんだよなぁ……」


となってしまいます。


服装もまた然り。


──「この服……私の選択肢にはないわ……」

「私の恰好が極めて地味なのか、君の恰好が、何というか、その、個性的すぎるのか……」



……相手の居心地を悪くしてはダメです。

趣味や出身地といったダイレクトな共通点でなくてもいいのです。

相手に居心地の悪さを感じさせないことは『同じ価値観』『同じ考え方』のように捉えられ、


「この人といると、疲れない」

「この人は、私の味方になってくれそう」

「この人は、信頼できそうだ」

「この人と、私は似ている」



──「この人、いい人かも。好きかも」


となっていきます。

挙げた例はくだらないですが、人の心は、本当にこのようなプロセスをたどるのです。


ポイントは『恋愛』『営業』いずれの場合にも『偶然性』です。


いかにも『リサーチ済みですから!』のような印象を与えてしまっては、やはり逆効果となります。


「頑張りました!」を伝えたいのであれば、何度も営業先に足を運んだり、好きな相手に「そこまで言うなら……」と思わせるようなわかりやすいアプローチをした方がずっといいです。


『似ている』のはあくまで『たまたま』。

この要素なくして『ミラーリング効果』はありえない。ここ大事です。

★ もう一つの活用法

ポイント

例えば本気で好きな相手を(特にまだ付き合っていない場合)前にしたとき、人はそれほどカッコいい行動をとれません。


── いや、これ、オレのデフォルトじゃないから!!


でもこれは、仕方がない。

普段通りの冷静さを欠くほどに、相手が好きなのです。


または、その相手の言動に、


「今、結論した。彼女はオレのことなんて1ミクロンも好きじゃないんだ……」


と感じ、悲しみの果てにたどり着く。


ストップです!!


ここで『ミラーリング』。

本当のことを教えてくれるのは相手の『無意識』領域です。


ここからは、逆パターン。


これまでは『相手に親近感を持ってもらい、好意を得たい』がためのテクニックでしたが、


『相手は本当は自分のことをどう思っているのか』


を知るために活用できる『ミラーリング』について、です。

個人的には、このように捉えて活用する方が好き。


前述の通り、親しい人同士は自然としぐさや表情が似てきます。

ですので、好意を得ようとテクニックを使わずとも、自然と同じ行動をとってしまう。


上記のように、

 
「いつもならこんなオレじゃないのに!」

「私のバカ! 何で素直になれないのよ!」



な状態であっても、心は自然な動作を促してくれているのですね。

相手が自分と似たようなしぐさや姿勢、行動などを無意識のうちにとっていれば、それは発せられる言葉よりも雄弁に心の内を物語っていることになります。


そして相手の同調された行動とあなたのとったものとの時間差が短ければ短いほど、脈あり、となります。


やった!


これは『ミラーリング効果』によるものではなく、本来の『ミラーリング(現象)』から相手の本心を読み解く技。

能動的なものではありませんが『無意識は正直』──

これは相手の気持ちを知るために、非常に重要なポイントになってくるものです。

こちらも、ぜひ活用してみてください。

『ミラーリング』のあれこれをまとめる!

まとめ

さて、その前に一つ。

『ミラーリング効果』を狙うための根拠ともいえる『類似性の法則』。


『人は自分と似ている人に好意を覚える』


このセットとして捉えられている『相補性の法則』と呼ばれるものがあります。


『人は自分にない要素を持った人を高く評価し、好意を覚える』



『類似性の法則』とは真逆ですね。


これも確かなのです。

似ていないからこそうまくいく、というのもよくあること。


例えば『料理は上手でも接客は苦手』な料理人がいたとします。

接客が絶望的に下手なので、商売にならない。


ここをフォローしてくれる『料理は苦手、でも接客は大好き』という人がいれば、問題なく料理屋として商売を続けていくことができる。


どちらにとってもハッピーです。


ですので、この法則による相性の良さ、というのは本当。

ただし『自分にない要素を持った人』なら誰でもいいか、といえば、そうではないのですね。


上記の『料理の上手な人』。

その『接客が苦手』の部分です。

ここを、


『自分の中にある嫌いな部分だと思っている』

『特に自分では短所とは思っていない』



2パターンで考えてみます。


『嫌いな部分だと思っている料理人』の場合。


それでも自分ではどうにも直しようがない。

ですので、


『本当は接客も上手な自分になりたかった』=『その要素を持っている相手を高く評価し、好意を抱く』


一方、特にそのような欲求はなく、コツコツ調理さえしていれば満足な料理人の場合。

楽しそうに接客してくれる人はいてくれないと困る存在ではあります。

お店として成り立たなくなるからですね。

ですがこの場合には『高く評価し好意を覚える』というのとは少し違ってくるのです。


また、真面目な人といい加減な人。

それぞれ自分にない要素を持ってはいますが、大抵は真面目な人がいい加減な相手にイラっとする。

いい加減な人はその真面目さに堅苦しさを感じる、のようになるかと思います。


『相補性の法則』により好意を覚えるのは、


『実はいい加減さに憧れている真面目な人』

『本当は真面目になりたいのに、どうしてもいい加減な態度をとってしまう人』



かなり限定的な相補性となります。


『相補性の法則』が適用されるのは、あくまで、


「自分の中にある『本当はこのような自分になりたかった(でも、なれなかった)』」


この部分を補ってくれる相手に対してのみ。


こちらも『ミラーリング効果』の応用編として活用することは可能です。

相手をよく観察して、現れているその態度が『相手自身が嫌っている部分』であることに気づけば、あえて全く逆の態度で接する。


例えば口下手な人に対して。

『類似性の法則』に従えば、こちらも穏やかな態度で接することが好まれることになります。

やたらと話しかけたりせずに、同じ時間を静かに共有するようなイメージでしょうか。


ですが、相手がそんな自分(口下手)を本当は嫌っている場合。

このような時には少しはしゃいだ口調で会話をしてみる方が、相手からの評価と好意を得られる。

これが『相補性の法則』でのアプローチ法です。


見極めは難しいですが、真剣に相手のことを知ろうとすれば、案外気づくことはできるもの。

今表われている行動や態度は、相手が本心では『好きと思っている部分』か『嫌いっている部分か』。

これにより動作等を『真似る』『真逆の態度で接する』を、使い分けてみてください。


では、最後に、今までのおさらいです。

サクッとまとめていきましょう。

『ミラーリング(現象)』って何?


  • 『打ち解け合い、信頼関係のできた相手とは、自然としぐさや表情などが似通ってくる』現象

    → 憧れや尊敬、または好きな相手に対し「自分もこのようになりたい!」と感じ、
    → その『尊敬』や『好意』の気持ちが自分にも影響を与え、
    → 自然とその行動などが似てくること


  • 嫌いな相手とでは絶対にこの現象は起こらない

    →「こうなりた……くはない」から


  • 『類似性の法則』のバリエーションのようなもの
    →『類似性の法則』=『人は自分に似ている人に好意を抱き、肯定的な評価を与える』

恋愛・営業で使える『ミラーリング(効果)』はこちら!


上記『類似性の法則』の『自分に似ている人に好意を覚える』傾向を踏まえ、相手の『話し方以外の身体的な動作』を真似、好意を獲得しよう、とするテクニックが『ミラーリング効果』です。


  • 相手との共通点を探す

    → 出身地や趣味などが同じなら、かなりラッキー。


  • 相手の興味のあることなどを事前にリサーチ。そのことについて知識を得ておく

    → 共通の話題として会話を弾ませることができます。
    → そのことにより好感度アップ。
    → 好感を持った相手には信頼の感情も湧いてきます。
    → 営業であれば、この時点で商談等の成立する割合も高まります!


  • 相手の服装や生活スタイル、価値観などにも共通点を見つける(もしくは共通点のあるように振る舞う)ことも大事(※ ただしウソはダメ)


  • 事前に調べたり、そのことへの知識を深める必要のあることが多いですが、その努力はみじんも感じさせてはダメです!

    → 恋愛・営業ともに、似ている部分・共通点は『たまたま同じ』『偶然にも一緒』と感じてもらえることが重要。


ポイントは、

    → 一緒にいて疲れず、居心地がいい

    → 似ている価値観 = 味方になってくれそう

    → 信頼できそうだ


のように感じてもらえるようにすること。

そのことが『好意を抱き、肯定的な評価を獲得』に繋がるのです。

★ 動作を真似る時の注意点は?


  • 何もかもを真似るのはNG


  • 『真似している』と思われないような『さりげなさ』『自然さ』が大事

    → 若干の間を置く
    → あえて動作をシンクロさせず、相手が足を組んだら足先を交差させるなどと変えることで、不自然さは多少薄れます

終わりに……


心


人の心は複雑 ──


それは、一生懸命に何かを常に考えているからです。


ですので、考える以前の『無意識領域』というのは相手を知る上で最強のツールになるのですね。

考えていない部分、いわば本能的なもの。


そこへ働きかける、というのはどうにも姑息なような気がするかもしれませんが、そんなことは全くないのです。


良好な対人関係を築くということは、人が生きていく上で最も重点の置かれる部分の一つ。

自分も含め、誰もが一人では生きていないからです。


『ミラーリング』活用しちゃいましょう!


相手の好意を獲得する、ということは、お相手もこちらからの好意を感じているということ。

お互いに素敵な気分になれるのです!!


さてさて、冒頭の『アクビ』ですが、これはペットにも伝播するようです。

ただし、人間の場合と違い『好意』というより「人畜無害だから気にならない(と『畜』に当たる彼らに思われている)」のサインなのだそう。

(※ こちらのアクビがうつったのではない場合は、自分や相手を落ち着かせようとするサイン『カーミングシグナル』。もしくは単に眠いためのアクビです)

そういう関係もまたいいなぁ、と思ってしまいます……



── 今回も長文となってしまいました……

最後までお読みいただいた皆さま、お疲れになってはいませんか。

おしまいまで気長におつき合いくださったことに、本当に感謝しております。


皆さまの『好きな方』『好きになってほしい方』『ビジネス関係で信頼を得たい方』等との関係が、今まで以上に良くなるお手伝いとなれていましたらうれしいです!


二度目ですが ── 最後までおつき合いいただき、ありがとうございました!!

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